碧:そもそも、このLHってどんなゲームなんだ?
子:うむ、大元となっているアルテイルと同じ30枚のカードでファイルを作り、それをじゃんけんの要領で1ターンに1枚手札からユニットを出していき、最終的に相手のLPを0にするのを目指すゲームだ。
碧:ふーん、だったら適当にパラメーターの強いカードを入れておけば、勝てるんじゃないか?
子:まぁ、そういう考えに則ったファイルタイプも存在することは確かだな。ただし、そのタイプのファイルにはすべからく、高レアリティのカードが必須だったりするので、現実味がないんだよ。
碧:んー、でもうちのページと相互リンクしてる礼武・改って人は、思いっきりそんな感じのファイルだったじゃないか。
子:あー、ドラゴン&ヴァッサーファイルね(^^;)あの人は、ちゃんとそれが組めるだけの資産があるから、組めてるんであって、今回の講座の対象は、そうでない人たちだから;;
碧:なるほどね。でも、そーいうのがわかってても、さっきのルールだとパワーカード満載ファイルには勝てないと思うんだけどなぁ。
子:ところが、そうでもないんだよね。カードの中には負けた時に真価を発揮するカードもあるし、そもそもパワーカードというののほとんどがSPを大量に必要とするんだ。なので、パワーカード連発で勝利を目指すファイルというのは、勝った時にもらえるGETSPによっては何もできずに負ける場合がある。
碧:んっと、SPっていうのはカードを出すために必要なコストだと思っていいのか?
子:あ、そういや碧ってサポート役初めてなんだっけ。忘れてた。
碧:(てめーの都合で呼んどいて、そりゃないだろ。後で、袋叩き、決定だな)
子:…あー、そう殺気立たないように;;まぁ、平たく言えば、碧の言ったとおりだ。SPっていうのがなければカードが出せない。だから、必然的に、SP貯めてパワーカード連打タイプか、手ごろなSPで出せるカードでまとめて序盤から飛ばしていくタイプかの2極化になりやすい。と、思われがちだ。
碧:ん?思われがち?今までの話聞いている限りでは、そうなる以外のファイルタイプが見えないんだが?
子:だろうねぇ。実際問題として、現状のLHのアリーナを覗けば、そのどちらかである場合が圧倒的に多いからね。ただし、このゲームは負けた時にカードドローと5-残りLP分のSPゲットというシステムがある。となると、他にもファイルタイプが見えるだろう?
碧:あー、ファイル破壊と手札破壊とかのロックタイプが見えてきた。でも、それでもどちらとも、結局は上のどちらかに当てはまるんじゃ?
子:(…しまった、人選ミスだ。紅に兼任させた方が良かったかも)他には、見えないか?
碧:むー、わからん。
子:まぁ、今回が初めてだししょうがないといえば、しょうがないな。答えは、中速タイプ。
碧:中速?序盤から飛ばすのには、序盤苦戦して、後半から挽回で、後半勝負のタイプには相手の準備が整う前に勝ちきるタイプってことか?
子:一般的なイメージはそうだろうけどねぇ。微妙に違う。序盤は、序盤から飛ばすタイプと同様に動きつつ、自分の準備も適当なところで負けながら整え、相手のLPを削りきれる位置にきたら一気に片をつけるタイプってこと。
碧:あー、なんか扱いにくそうだなぁ、それ。負ける場所を一回でも間違えると、大事にならないか?
子:なるね(笑)。だから、保険の利くカードを入れておくといい。つまり、LPを回復できるカードだな。その他に必要なのは、勝ちきるために必要な、即死コンボと言われるものや、出せば価値がほぼ確定するようなカードといったところか。それ以外は、適度に強く、適度に手札を整えられ、適度に相手の邪魔ができれば、それでいい。
碧:なるほどねぇ。で、具体的にはどんなのがお勧めだったりするんだ?
子:持っているならという前提付だが、単体で使うなら、リフェスは「聖光の騎士『ラフィーレ』」・「聖竜」、ローティアは「日食の皇子『アルフォンス』」・「歪んだ狂信者」・「幼き少女の霊」・「獣化病/スキュラ」、ゴウエンは「赤のマント『ディフォ』」・「炎魔人」・「巨大豚」、ファルカウだと「海底の猟師蟹」・「大鷲の剣士」・「魔法王国の魔法弓兵」あたりかな。ただし、勝つためのユニットばっかりだけどね。ここで挙げたのは。
碧:じゃあ、コンボを前提にするなら?
子:んー、いわずと知れた「飛べない鳥の王様」+「無慈悲な死」or「恐怖」の即死コンボ(ただし、炎魔人には効果なし)とか、「少女銃使い『ユーニ』」+「風魔人」のドローサポートとかが、有名どころ。また、「黒猫『フェルアン』」+「守備力強化」によるファイル破壊とかもおそろしく強力ではある。後は、「異端審判官『バルティア』」+「強化カード全般」による勝利時発動の手札破壊とかもね。後、相手が大型だとわかれば、「賞金狩り『エレーナ』」+「豹の霊」とかは、キラーカードだろうけどねぇ。
碧:んー、こうしてみてみるとほとんど全て、勝った時に複数の役割を担っているものが多いな。
子:そ。一枚のカードで複数の役割を、はドロー付カードゲームのカード選びの鉄則だからね。そうでないものは、そいつを使うときには必ず相手に止めを刺す目的で入っている。そうじゃないと、限られた枚数で強いファイルなんて作れるはずがないからねぇ。
碧:つまり、ファイルに入れるカードを考える場合は、複数の役割を持つことのできるカードをチョイスしろってことか。
子:そうなるね。って事で、ゲームの概要と、存在しうるファイルタイプ、カード選びのコツっていう今回の目的は話したよ。
碧:でも、これだけだとどういうファイルが実際に強いのかわからないぞ?
子:そこで、次から実際に強いであろうファイルを考えていくことにする。
碧:だから、タイトルが”第一回”だったわけか_| ̄|○
子:ってことで、次もよろしくな(ゲーム初心者、ゲーム詳しくない、戦略・戦術考えるの苦手なサポート役って、たまに恐ろしいところに突っ込んでくるから、割といいかも)。
碧:わかった(やっぱ、後で袋叩きだヽ(`Д´)ノプンプン)PR