子:じゃあ、今回は小型・中型・大型における、序盤・中盤・終盤とかなり細かくわけてやっていくとしよう。
フ:神族でわけるんじゃないのね。なんで?
子:ユニットにたよるかグリモアにたよるかの違いはあるが、大体どんなファイルでも小型・中型・大型のどれかに当てはまって、それにそった流れで展開する事になるからだ。
フ:なるほどね~。ちなみに、わたしが今使ってるファイルは、どうなるのかな?
子:…見事に、ローティア小型のダメな典型じゃないかなぁ、と思う
フ:ぐっ…ま、まぁ、今回は生徒の立場だし、ダメだしも甘んじて受けようかな♡
子:可愛くこびても、優しくはならんぞ。
フ:そ、そんな事思ってないわよ!
子:まぁ、いい。では、今回は小型の序盤についてだ。
フ:ねぇ、ちょっと聞いていい?
子:なんだ?
フ:小型・中型・大型の線引きってどんなの?
子:あー、それを決めないといけないな。
フ:だよね。
子:まず、小型だが大体Lv1~3のユニットを中心に決め手としてLv4以上のカードを一種類持ったものだと思ってもらって間違いないと思う。まぁ、この決め手のカードがなくて代わりに小型ユニットを詰め込んだのもあるだろうけどな。どの色でも、このタイプは作りやすく、非常に数が多い。
フ:要するに、Lvが低いカードを中心に展開力で押し切るファイルということね。で、カードも豊富で作りやすいと。
子:うむ。で、中型だが、これはLv4~Lv6のユニットを中心としたファイルだ。これらのLv帯のユニットたちは優秀なのが多くて、ユニットの能力とサポート役のグリモアで勝つタイプのファイルといえる。このタイプは、ファルカウを除く神族で見かけるな。
フ:へぇ。ファルカウで、なんで作られないのかは置いておいて、結構強そうな気がするわ。
子:最後に、大型だがこれは、Lv5~Lv9のユニットで組んであるファイルだ。中型のLv帯とかぶっているLvがあるのは、Lv7以上のユニットを展開するのには時間がかかりすぎるため、その間の壁役をしてもらうためだ。
これは、リフェス以外でよく見かけるな。
フ:ふむふむ。とりあえず、こんなところかな。わからない事があったら、また聞くわ。
子:じゃ、本題の小型ファイルの序盤だが、どういう展開が望ましいだろうな?
フ:わたしは、とりあえず「光の精霊」から入ってるけど…だめかな?
子:いや、ダメじゃないな。ただ、「光の精霊」はバッティングする確率も高いから、それから先の3ターンくらいは展開をシュミレートした方がいい。
フ:たとえば?
子:この前、ファイル紹介で出した精霊ファイルがあったよな。
フ:そういえば、あったね。あれは、初手「墓地に群がる空腹者」でしょ?
子:そうだ。そして、それが初手なのは相手の「光の精霊」を確実に落とすために選択されている。そして、その後展開されるであろう相手のユニットは、SSなどでファイルに戻していき、自分の場は常にユニットがいるように展開する事が重要なファイルなんだ。で、相手のLPは精霊のリムーブとイクサーアタックで削る。
フ:つまり、「光の精霊」を出すならバッティング後を考え、それ以外を出すときはどういう意図を持ってそれを選択しているかを明確にするのが、初手では重要って事?
子:そういうことだ。序盤ーだいたいユニットがセットされてから5ターンくらいかの展開は、初手で決まるといってもいいくらいだからな。
フ:よく「光の精霊」→「光の精霊」→Lv3ユニットみたいな動きのファイルをみるけど…
子:それは、典型的なLv3ユニット中心のファイルの動きだな。リフェスは微妙に違うけど、だいたいはそういう動きになる事が多いな。ただ、多いという事は相手に読まれやすいという事だから、できれば変化をつけたいところだ。
フ:変化?
子:そう。まず、初手でもLv2までのカードならどの神族も出す事ができる。なので、初手にLv2ユニットを選択するという事で、次からの自分の行動を相手に読まれにくくする事ができる。
フ:…よくわかんない。なんで、読まれにくくなるわけ?
子:ローティアの獣化病ユニット以外なら、その初手のユニットを連打したり二手目に「光の精霊」とかほかの精霊を持ってきたりできるからだ。これだと、相手はどれに的を絞ればいいかわかりづらくなり、自分のファイルで場が一番強くなるような手を打たざるを得ない。勘で精霊を撃ったりして、場の優位を崩すわけにはいかないからな。
フ:なるほどね。じゃあ、そうやって相手に手を読まれにくくして、序盤は何を目的に動いたらいいのかな?
子:それはもう、小型において最重要課題の「相手より有利な場の構築」だ。これができない小型ファイルなんて、ただただ脆いだけのできそこないだからな。
フ:つまり、相手の影響力の割り振りと場に展開されたユニットから、次に展開されそうなユニットを読んで、それに適したユニットを自分はセットするってことになるわけ?
子:そ。それができれば、小型ファイルの序盤は成功といっていい。問題は、最初のうちはそれがわかっていても、なかなかうまくいかないってことかな。
フ:なるほどねー。じゃあ、何度も戦って、経験を積むしかないわけだ。
子:そういうことだな。千里の道も一歩からってね。
フ:よし、小型の序盤はだいたい理解したわ。次は、小型の中盤を教えてね。
子:はいはい(ノ_-;)ハア…
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