フ:で、今回は小型の中盤という事よね。
子:うむ。前回の序盤のおさらいだ。小型ファイルの序盤は何が重要だったかな?
フ:「相手より、有利な立場の形成」よね。
子:うむ。小型=単体の能力が低いという事で、常に相手よりも有利な立場を保つには、数が必要となる。
フ:まぁ、そうよね。わたしが選んだローティアは、それが難しいのだけど、だからこそやりがいがあるわけだし。
子:ま、安定を望むなら、リフェスが一番だ。それは置いておいて、この”数が必要”というのが、小型中盤での鍵となる。
フ:?普通に、場にユニットを出していけば、増えるじゃない。何か問題があるわけ?
子:…相手のSS(ソウルスキル)とか、グリモア「返却」とか喰らう事もあるだろう?
フ:あ、そういう事か!それらで、自分の場の有利をひっくり返されると、きつくなるという事ね。
子:そ。だから、小型の中盤は相手のSSを予想するのが最重要課題だ。
フ:場の状況は考えないわけ?
子:序盤で有利を築けてる事を前提に話してるから、場の状況は確実に自分が主導権を握っているだろう。
フ:その状況なら、相手のSSを予想するのが重要そうね。
子:ここで、考えるべきなのは、まず相手の初期LPの値。
フ:あー、LP8が一番多く見るけど、これだともろに返却SS積んでますと言ってるしね。
子:別に、そういうわけでもないんだが、確実に1~2枚は積んでるだろうな。なので、LP8相手には最後に行動するユニットが積極的にイクサーアタックする事をお勧めする。そうすれば、返却SSやキル系はほとんど無効化できるからな。
フ:そういえば、しおんはLP6よね。あれは、なんで?
子:それをこの場で言うと、あのファイルが使えなくなるんだが(^^;)
フ:でも、最後のSSは以前の記事でばらしてるじゃん。
子:最後だけな。あれは特殊だから、ばれてた方が相手にプレッシャーがかかることもあるんだよ。
フ:ふーん。じゃ、いいや。聞かないことにする。で、LP8以外の相手だとどうやって予想するわけ?
子:まぁ、僕のLP6は特殊だから除くとして、LP7やLP9だと、どの位置にLP2のカードが入っているかを予想する必要がある。が、一般的なSS構成だと、実は割りと簡単。
フ:なんで?
子:ほぼ、確実に2か3枚目だから。まれに、1枚目とか4枚目だったりもするけどな。
フ:なんで、2、3枚目が多いわけ?
子:1枚目に仕込むと、自分のSSの展開が圧迫されて、後に仕込んだSSの発動のタイミングが失われる可能性があるし、4枚目に仕込むと手遅れになってる可能性があるからな。
フ:なるほど。2.3枚目に仕込んでると、場が膠着した時のくさびになるわけだ。
子:そういう役目で発動させる事が可能だという事だから、その位置が定位置になりやすいな。
フ:そうやって、予想した上で、自分のユニットの行動は、どうするわけ?
子:予想して、次のSSがLP1で、返却っぽいならイクサーアタック。ダメージっぽいなら、じっと待機でHP回復して、ダメージを受けても平気になってからイクサーアタック。LP2,3なら、迷わずイクサーアタックだな。
フ:あれ?LP2でもダメージ系あるけど、それは無視するの?
子:あぁ、完全無視する。LP2には、「魔法王国の魔法騎士」があるからな。あれを、無効化させることが第一だ。
フ:あー、あれは、発動されるときついよね。
子:なので、LP2のダメージは、甘んじて受ける。単体40か横一列30のどちらかだろうしな。何も考えずに受けるのと、こうやって予想して受けるのとでは、次の展開にかなり違いがあるしな。
フ:なるほど。予想していれば、次のターンに自分が有利になるように展開するためのSPを確保しておく事も可能というわけね。
子:そ。小型の中盤は、こうやって相手のSSを予想して、その予想から相手の行動まで推測して、常に有利な状況を維持し続けることだ。
フ:どこかの高Lv有名人イクサーのブログで書いてあった様な、カード選択のミスや行動選択のミスが一撃でその有利を崩すわけね。
子:…人のミスを引き合いに出すのは嫌いなんだが、タイムリーなタイミングだしなぁ。あのミスは、本人にとっても、「しまったー!!」と絶叫したくなっただろう。
フ:場の有利を維持し続けるためには、ミスは厳禁というわけね。
子:そうだな。特に、中盤でこの手のミスをやらかすと、挽回不可能に陥るからな。引き合いに出した方は、えらく持ち直していたが、あれは完全にあの人の実力のなせる技だろう。初心者や中級者(僕もだけど)は、まずミスをしない事を目標にしておこうな。
フ:今回は、結構重要な事を話したから、長くなったみたい。次は、終盤よね。
子:どんなゲームでもそうだが、終盤はほぼ一本道だから、脇にそれない事が大事だな。
フ:そこら辺を、詳しく解説よね♡
子:あぁ、そうなるな。
PR