立川子音のゲーム日記

子：まず、”特殊”とは言っても、序盤展開はそこまで普通の大型とは違わない。が、黒には「魂の守護者『フィミーリア』」と「古代王国の死体の王」がいるので、耐えて時間を稼ぐか、攻めて時間を稼ぐかの２パターンに分かれる。
フ：…ちょっと、このフィミーリアって攻撃力が凄い事になるんじゃ
子：最大100だな。Lv4以下の全ユニット中最大の攻撃力だな。ついでに、双極剣のおかげで、１ターンに２体のユニットが葬れる。
フ：物凄いわね。でも、大型の序盤って、なるべくSPを消費せずが鉄則だったわよ。これは、そんなにがんばっていいわけ？
子：まぁ、フィミーリアはHPが30しかないからな。返却したりするより、AT30以上のユニットを展開してクローズさせたほうが無難なんだよ。この後、返却することでしか対処できないユニットが出てきては困るから。
フ：で、クローズされたら、速攻でリムーブなわけね。
子：そうなるな。で、そこからが黒大型の特殊な部分が出てくる。とりあえず、選択されるユニットとして「幾夜竜」や「死体の騎士」そして「竜皇帝『ジュッズヴァー』」があげられるな。ただ、「ジュッズヴァー」はOSがリビングデッド持ちと相性が悪いのでだいたい「幾夜竜」と「ジュッズヴァー」という選択になる。
フ：どちらとも、かなり強いわね。特に、「ジュッズヴァー」とかCSがかなり凄いじゃない。
子：まぁな。場にHP+DFが50以下のユニットしかいなかったら、その時点で負けを覚悟したほうがいいくらいだ。
フ：でも、今中型全盛なんでしょ？そんな都合よくはいかないわよね。
子：だな。だから、ジュッズヴァーに頼り切ったファイルではなくこいつを展開して、邪魔なユニットを露払いしたら、「反撃の狼煙」でジュッズヴァーを飛ばし、さらに生き残ったユニットがいたら「幾夜竜」でとどめといった感じがいいだろうと思う。「魂の帰還」を使えば最後に「ジュッズヴァー」を狼煙で飛ばしても最大５回はCSが使えるからな。恐ろしく強大な破壊力が生まれるぞ。
フ：んー、でも序盤からずっと飛ばしてるわけでしょ。SPが持たなくない？
子：それは、ユニットをリムーブする事で補う。後は、途中のSSに「太陽王国の飛行兵団」をいれておくとかだな。
フ：あれ？それって、相手のSPも増えるじゃない？まずいんじゃないの？
子：「ジュッズヴァー」のOSでどうせお互いSP0になるから、あまり痛くない。むしろ、相手の方がつらいと思う。
フ：なるほど。わかっていても、防げない状態なのね。
子：そんな風に「ジュッズヴァー」を展開するまでと展開した後に相手を翻弄しまくって相手のLPを効率よく削っていくのが黒特殊大型の特徴だ。正直、卑怯な感じがばりばり漂うので、あまり相手にしたくないタイプだな。
フ：使うほうは、楽しそうだけどね♡
子：で、こいつで気をつける必要があるのは、常にSPを効率よく使えるように考える事だ。このファイルの生命線はSPにあるからな。
フ：それはそうよね。単純に「ジュッズヴァー」展開じゃ後が続かないし、先に大型ユニット展開しても「ジュッズヴァー」へつなげるのが遅れると、ひどい事になりそうだしね。
子：そういう事。他の神族で大型ならある程度耐えて時間稼ぎができるが、ローティアはそれが、不得手だからな。大型展開したら一気に決めてしまいたいんだ。ここらへんも、通常の大型とは違うところだな。
フ：なんか、このタイプのファイルだと扱えそうな気がするわ。
子：そうか。だが、カードのレアリティが非常に高いからな。あまり、のめりこみすぎるなよ。
フ：…はーい。