さて、この「防御」ですが、相手の進軍や制圧を防ぐ行動のことを指すと前回定義しました。
実際、プレイしているなかで、相手の進軍を防ぐことができた場合”防げたー”と思ったりすると思います。
そういう状態全般を指して、「防御」と考えることとします。
さて、「防御」の最大の役割は相手の進軍を防ぐことです。
相手がユニットを進められなければ、制圧されることもないため、これが一番重要です。
となると、戦闘力補正が高いユニットや広範囲に移動できるユニットなどが、「防御」の役割に適している
ということになります。
そのことを考えながらユニットを選ぶとなると、ミョムト・マナ・ダイアーなどの広範囲に移動できて
戦闘力も高いユニットや、斧兵・槍兵全般のような戦闘力補正が高いユニット・駿足がある騎兵などが
候補としてあがるでしょう。特に、斧兵・騎兵は「攻撃」・「防御」両方に使い道があるため、デッキ内に
数枚ひそませていると、効果的かもしれません。
コスト面を考えると、騎兵は総じて重いため、斧兵・槍兵が中心になりやすいでしょう。
そこを少し思いとどまって、騎兵を2~3枚ほど投入すると、全体的にバランスのいいデッキに仕上がりそうです。
例を挙げるなら、槍兵のコスト2ユニットを2種類入れるなら、1種類抜いて、騎兵のコスト2か3を入れるとかです。
純粋な守備力だけを考えるなら、剣兵・槍兵の混合が一番バランスよく守備型のデッキが組めるでしょう。
ミョムト・クリスタルの2種類を採用しやすくお互いの苦手とするところを補い合えるのがこの2種混合の利点でしょう。
コスト面でもかなり優良物件となりますしね^^;
ただ、これは僕個人の意見なので、これでないといけないというわけではないです。
斧兵と槍兵とか射兵と騎兵とかの混合でも強いデッキは組めると思いますので。
なので、構築段階で”こうじゃないと”と思わないようにしましょう。
なるべく”こうしたらどうだろう?”と考えながら組んでみると、意外と強い組み合わせが発見できるかもしれません。
さて、戦闘での「防御」についての注意点は、たった一つです。
あらゆる場面を想定して、なるべく多くの場合に対処できるよう行動する、です。
相手がアンブッシュや挑発などの移動系戦術を使ってないのに単独で進軍したら返り討ちにあったとか、
相手の手札やユニットが手薄だからといって自分の陣内を手薄にしたらアサシンとかに暴れられたとか、
こういった誰が見ても不用意だと思われる行動を減らすようにしましょう。
最初に言ったように、「防御」の最重要事項は相手の進軍を防ぐことなので、当然注意点も
いかに相手に進軍させないかということになります。
それを常に頭の隅においておいて、今が「攻める時」なのか「守る時」なのか、すばやく判断できるように
しましょう。そして、「守る時」なら相手の攻め方をできるだけ多く想定し、なるべく多くの場合に対応できるよう
ユニットを配置するようにしましょう。
これができれば、相手もそう簡単に制圧までいくことができなくなるでしょう。
「攻撃」も「防御」も常に最善手を打てるとは限りません。
ですが、常にこういう意識を持って対戦していれば、できる範囲での最善手を打つことはできるようになると思います。
そういったものの積み重ねで、戦局を有利にしていけば、きっと勝率もあがることでしょう。
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