さて、今回はBLで個人的に一番好きなデッキ構築段階のお話です。
ちなみに、戦略とは「デッキコンセプト」と脳内変換しても差し支えありません。
つまりは、そのデッキでの基本的な戦い方、という意味です。
さて、BLはミッションでのハードモードやオンラインでは「延長戦」という、他のカードゲームでは馴染みのない
ルールが存在します。よって、戦略上、ここでも勝てるようなデッキ構築というのも求められるのです。
延長戦になれば、手札・山札がなくなるので、攻撃力・防御力どちらかが高いだけでも非常に有効になります。
これを踏まえて、基本的な四つのデッキタイプを紹介しましょう。
まずは、”延長戦?そんな長々とやってられないよ!”と言わんばかりに、序盤からぐいぐい攻めてくる「速攻タイプ」
このデッキの特徴は、食糧が割と少なくなっており、代わりに0~1コストの優良ユニットがたくさん入っています。
代表的なところで、ピクシーとか双剣兵士、カタール兵とかでしょうか。このデッキタイプを相手に、少しでも
初動が遅れると、そのまま蹂躙されることでしょう。
逆に、長期戦は考えていないので、粘っていくと徐々に盛り返せます。
次は、”とくかく粘って、延長戦で逆転するぞ”な、「長期戦タイプ」
特徴としては、採用されているユニットのコストが少し高く、食糧も若干多めに入っていることでしょうか。
後は、食糧ブーストのユニットや戦術も採用されている確率が高くなっています。
個人的には、レイダが入っていると、長期戦タイプに見えてしまいます;;
よく見るのは、精鋭リバーヒル槍兵やパラディン、ミョムトなどですね。あまり、斧兵は見かけません。
このデッキタイプは準備に少々時間がいるため、序盤がもろいという弱点がありますが、そこをしのがれ
準備を整えられると、じわじわと逆転されてしまいます。
お次は、”バランス良く、序盤・中盤・終盤・延長どこでも戦おう”といった感じの、「平均タイプ」
特徴は、0コストのユニットはあまり採用されず、1~2コストのユニットをメインに構成されていて、
切り札に3コストが少々入っている感じになります。・・・なんか、派手さにかけるなぁ^^;
僕個人は、あまりこのタイプのデッキを組まないので、採用するユニットがいまいちピンと来ないのですが、
レディフェンサーや精鋭リバーヒル槍兵、クリスタル、マーサ、ヴァイズなどが候補に挙がりそうかなぁ;;
あー、あとはベルセルクや双剣兵士なども候補になりそうですね。
とくかく、突出した強さといったものはないものの、常に安定して戦いたい人には向いているでしょう。
弱点といえば、攻撃力・防御力ともに中途半端になりやすく、盤面が膠着しやすいといったものでしょう。
なにせ、序盤では速攻タイプに数で押され、中盤・終盤は長期戦タイプに対抗しにくいですからね;;
最後は、”まともに戦闘しなくても、相手の食糧を減らせばいいんじゃない?”と言ってそうな、「食糧破壊タイプ」
特徴も何も、エストリア斧兵に略奪騎兵、竜のゴトウにパルテノスと食糧破壊効果を持ったユニットが満載です。
割りとどのタイプにもそれなりに戦えるのですが、「速攻タイプ」に分類される民兵ウィニーなどの、初めから
食糧をあまり必要としないタイプには弱いですね。ちなみに、「長期戦タイプ」には必要以上に強いです(笑)
ただし、このタイプは構築のバランスが難しく、食糧破壊のユニットと戦闘用のユニットのバランス調整を
長々と時間をかけて行う必要があります。このあたりが、オンラインであまり見かけない理由でしょう。
と、長々と4タイプの紹介と説明をしてきましたが、後半ではそれぞれのデッキタイプ別に、デッキを紹介します。
デッキ構築と、対戦などによる調整の時間が必要なので、少々更新が遅れそうですが、なるべく早めに更新します。
PR