本人の予定よりも大幅に時間が取れたので、きっちり予告どおりの「白導師『カルドラオ』」の考察です。
最近は、白を見たら「カルドラオ」、赤を見たら「J・ウィンストン」といった具合に、やたらと猛威を振るっているので、しっかり考察しますよ~。
ちなみに、今回琴音はお休みです。
まず、目に付くのはASの”導師の書”です。ファイル内のグリモアを餌にSP+2してくれます。これは、便利ですよねぇ。「あふれ出す魂」や「安らかな祈り」と比べると、微妙に損な気がしてしまいがちですが、そんなことはありません。なぜなら、「魂」や「祈り」でSPを得るには、ターンを費やさないといけません。当然、その間ユニットが増えることもありません。白の特徴として、並べ勝つという特徴があるので、このグリモアを使わないといけないターンは、序盤の白には致命的とも言えます。
それが、「カルドラオ」がいれば、わざわざグリモアでSPブーストしたり、「光の精霊」を無駄遣いすることなく、SPを増やせて、なおかつLv4程度のユニットなら連打できるくらいのSPが確保されます。白Lv4には結構優秀なユニットが存在するので、非常に有意義なスキルと言えます。
また、”導師の知識”はHPをわずかながら回復しつつ、Lvを上げてグリモア「返却」や「海神の怒り」の対象外へと持っていく事も可能です。
さらに、役目を終えたら、”滅亡の書”で自分を生贄に敵全体に30ダメージ与えられます。
最序盤から、中・終盤まで、無駄になることの少ないユーティリティーユニットといえます。
では、どんなユニットと組み合わせると強くなるのか?実は、どんなユニットとも相性がいいです。SP供給能力というのは、言い換えれば行動範囲を拡大しているということなので、強力なユニットと組み合わせてあげれば、「カルドラオ」でSPを供給、組んだユニットがその能力を活かして相手を殲滅。と、どんなユニットと組んでもOKだったりします。今現在は、アルテイルで多色を組むメリットがからっきしなのであれですが、今後多色にするメリットが出てきたときには、このユニットが必須になる可能性すら秘めています。実際、普通に多色にしても展開がスムーズに行くこの能力は、目を見張るものがあります。
じゃあ、弱点はなにか?それは、とりもなおさず、色が白いことに尽きるでしょう。せっかくのSPブーストで展開できるユニットが、攻撃力の低い白では、かなりの数を並べないとなりません。その展開にかかる時間で、相手も準備が出来てしまうのは、優秀な能力を持っているだけに、ものすごい弱点として目に付きます。
まぁ、「巨大暴れ象」などの、強力ユニットもいるのですが、現在の環境ではできるなら、高速・高火力が望ましいのに、悲しい事に、白には該当するユニットが、あまりいません。
そして、もう一つ。それはLv3ユニットであるという事です。グリモア「返却」・「恐怖」の対象になるため、場から除去されやすいという面も持っています。
それ以外では、特に目立った弱点はないと思います。
というわけで、色々できるようにしてくれる、超便利ユニット「カルドラオ」ですが、悲しい事に白には色々できるようになっても、そんなに色々できるわけじゃないということが判明しましたねぇ。
まぁ、強力なユニットを適当に2・3体並べれば、十分だとは思いますが、それだと、相手も準備が整ってしまうという、妙なジレンマが残ります。
これを、解消できる人が、現在白を使っているんでしょうね(^^;)
PR