1.鉢植えは根付く=寝付くと語呂が似ているため、好ましくありません。ついでに、バラは香りが強く、匂いが残りやすいため、お見舞い用の花としてはふさわしくないでしょう。
2.ユリは、バラよりも香りが強く、その香りが独特で嫌いな人も多数います。こういう好みの分かれるものや、香りの強いものはお見舞い用としては使えません。
3.今回、わざわざ切花の椿としていますが、これはダメですね。椿の花は花の部分が丸ごと落ちる様子が、頭が落ちると評されるので、首が落ちるを連想するためいけません。これが、ランなどなら大丈夫だったのですが。
4.ひまわりは、大丈夫です。ひまわりは力強い生命力の象徴として考えられるため、時期さえ合えばお見舞い用の花としてこれほど適当なものもないでしょう。
5.バラの花束は、1で説明したとおり、ダメです。基本、病院というところは強い刺激はNGです。
6.ラヴェンダーは、ユリより独特の香りが特徴で、その強さもユリに引けをとりません。もちろん、NG。
7.カーネーションは、椿がダメなんだから、ダメですよね(・_・;)
8.ひなげしは、日が無いじょうたいを消すという語呂から、これもひまわりと同じく、お見舞いの花の定番です。ただし、雛を消すとも取れるため、子供のお見舞いに持っていくと嫌われるのでやめましょう。
つまり、正解は4と8のみ。しかも、確実に使えるのは4のみという恐ろしく選択肢の狭い問題でしたw
このほか、お見舞いに使えるのは、解説にも出したラン(ただし、香りの弱い種類に限る)、チューリップ(切花)、水仙などですねぇ。この他にも、要は上のお見舞いに持っていけない条件に当てはまらなければ、なんでもかまいません。鉢植えでなく、香りが強くなく、死を連想させないことですね。
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