LHはしょせん運ゲーと、割と皆さん言います。
確かに、ドロー・AGI勝負・カード選択・GS運などで、運の要素が強いことは確かですし、一場面では正しいこともあるでしょう。
しかし、だからといって、適当に強いカードを出していれば勝てるのかといえば、そうではないはずです。
周りが強いと言っているカードを使ってみたら、自分の性格と合ってなかったりすることも良くあるでしょう。
ちなみに、僕は『フェティス』が個人的に性に合いませんでした;;
そういう、ちょこちょことしたところを、改善すると、ほんの少しだけLHでの勝率が上がるかもしれません。
さて、性に合う合わない以前に、LHでもそこそこ定石っぽいのがありますので、それを今回は検証しましょう。
1.第一ターンに勝ちにいかない
これは、割と初心者卒業したよーって感じの方が、よく取るっぽいですが、絶対やめましょうね^^;
ALと違い、LHではLP回復手段が存在するため、相手の出方を伺うための行動なのでしょうが、正直お勧めできません。
というのも、確かにLP回復手段があるとはいえ、それは総じてそこそこSPを消費します。そのためのSPをひねり出しつつ、そのターンで勝たないと、この最初のターンで負けた分のアドバンテージが取り返せません。
それはかなり難しいと言えるため、第一ターンで勝ちにいかないというのはよほどの事情がない限りはやめましょう。
2.低GSのときはノーセット
これは、GS0であれば、状況によってはありです。ただし、現在は『リヴァーレ』などの低GS時でも無理なく出せて、かつ強力なユニットが存在しています。それに、手札破壊ファイルというジャンルもあるので、むやみにノーセットを選択するのは危険な環境になっています。
手札・SPともに余裕がないのであれば、無理してカードセットをする必要がないのですが、SPに余裕があるのであれば、できるだけカードセットをサポートなしですることをお勧めします。
低GS時には『リヴァーレ』に勝てるだけの戦力があればいいので、なるべく優勢あわせて、SPを使わずに勝つことを目指しましょう。
『フェティス』や『ユーニ』などの後だしファイルであれば、手札補充やSP増加のサポートカードも必要に応じて手札にきやすくできるため、勝てるときに勝つという感覚も身につけた方がよさそうです。
3.高GSのときに全力で勝ちにいく
えー、全力で勝ちにいくのは、相手に止めを刺すときだけでいいです。高GSのときに勝ってSPに余裕を持たせたいでしょうが、だからといって全力でそのターンを取りにいくと、負けたときのリスクが高すぎます。
たとえ、GS6であろうと、手札が弱いならば、次のターンに向けての準備をするほうがいい場合もあります。
『ザルグール』ファイルなどは、一度回りだせば勝つ事じたいはいつでもできるようなファイルなので、こういう耐えてチャンスを待つといった感覚も必要になります。
4.LP回復は終盤
これは、まぁおおむねこれでいいと思います。序盤に回復してたら、SPが足りなくなりましたとか、割とありえる話。ただし、『グランヴェリオン』だけは、ちょっと事情が違います。
このユニットはLv8もあるくせに、アタックできないとLP回復ができません。出すのにも一苦労する割りに、リターンが乏しかったりします。
終盤で、相手がリードしているときに、こちらが『グランヴェリオン』出したら、読まれていてノーセットで流されたとか、やられたら泣きたくなります。
なので、こいつだけは「相手がノーセットしなさそうで、かつ確実に自分が勝てそうなとき」に出しましょう。
それが、たとえ低GSであっても、序盤戦であってもです。もらえるLPはもらえるときにもらいましょう。
「治癒呪文」とかは、出せればほぼ確実に効果を発揮するため、使いどころは終盤でいいと思います。
5.優勢はなるべく合わせる
単色(またはそれに近い構成の)ファイルでは望むべくもない行動ですが、バランスを取ってカード選択しているファイルであれば、これは基本中の基本です。
優勢を合わせていれば、低Lvのカードで高Lvのカードを撃破できる可能性もあるわけなので、優勢は合わせられるなら、合わせたほうが得です。というか、合わせられる優勢を合わせない理由が見当たらないです。
というわけで、以上5つの項目について書きました。個人的な意見なので、中には「自分は違うと思う」という人もいるでしょうが、そう思うのであれば、自分が信じる道を突き進めばいいと思っています。
あくまで、これは目安としてもらおうと思っているのであって、この考えを押し付けようとは思っていませんので。
次回は、ファイル構築時のカード選択です。
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