BLでは、役割を大雑把に分担すると「攻撃」・「防御」・「支援」となると僕は考えています。
「攻撃」は相手のユニットを撃破するや制圧するといった目的を持った行動を指し、
「防御」は相手の進軍または制圧を防ぐ目的の行動を指し、「支援」はドローや戦局が有利になるような
移動効果(ラムセスやゼリグの効果)などを指します。
今回は、この中の「攻撃」についてです。
さて、「攻撃」の最大の目的は制圧にあります。よって、ここに割り振られるユニットは必然的に「やられにくい」とか
「攻撃力が高い」とかいう特徴を持つことになるでしょう。
英雄だとトーファイやクリスタルあたりがよく採用されるところかと思います。
特にトーファイは相手の戦術や効果の対象にならないので非常にやられにくく、相手の場が整う前に場に出すと
かなり有利に戦いを進められることでしょう。
クリスタルは戦闘力7というBL上最高の戦闘力を持ちながら1ターン目に登場できるという、なんというか
理不尽な気がしないでもないカードです^^;
他には、バーバリアンやベルセルクなどの斧兵などは攻撃という面では非常に優秀ですし、
高い機動力を活かしてやられにくい騎兵などもこのカテゴリーに採用してもいいでしょう。
と、ここまではコストをほとんど考えずに採用できそうなユニットの名前などを並べました。
しかし、1ターンに食料カードは1枚しか使えないというゲームルール上、コストを無視することはできません。
先に名前が出たトーファイなどはコスト3と重たいため、採用するなら他をなるべく軽くするなどの工夫が必要となるでしょう。
攻めるのが好きだからといって、コスト3のユニットを大量にデッキに入れてもかえって身動きがとれなくなる
可能性が高くなるので、常にバランスを意識するようにしましょう。
ここまでは、構築段階でのお話でした。これから、戦闘中のお話をしましょう。
ちなみに、「あー、前に出すぎて主力がやられたー」という経験はありませんか?(←いじわる
当然、よくあると思います。(←やっぱりいじわる
そして、そのとき「相手が○○持ってたし、仕方ないか」とか思ってないでしょうか?
本当に上手くなりたいなら、この思考回路は、今後きれいさっぱり捨てましょう。
代わりに行動する前に「この場面で××に動くと、相手に○○があるとやられるから別の動きをしよう」と考えましょう。
こうやって考えることで、自分の中に場面ごとの正解が蓄積され、自分のミスが減り、相手のミスに気づきやすくなります。
「攻撃」を仕掛けるときは、この相手のミスを見つける嗅覚が非常に大事で、これがないとコンスタントに
勝ち続けるのは難しいでしょう。BLはこう着状態に陥りやすいルール構成なので、相手のちょっとしたミスでも
しっかり気づいたほうが有利です。そのためこの能力は時間をかけてしっかり磨く必要があります。
さて、そうは言っても相手のデッキの内容も手札もわからないので、100%正解を導くのは不可能です。
しかし、手札の枚数、手札から捨てた枚数、盤面にあるユニット、山札の枚数、使われた戦術カードは
記憶さえしておけばすべてわかります。記憶力が不安なら、メモをとってもいいでしょう。
盤面にあるユニットからほかのユニット構成を予想したり、使われた戦術がわかれば注意するべき戦術も
わかるでしょうし、山札が少なく手札が多ければ相手の戦闘準備が整っていると予測したりできます。
それらを常に意識しながら、自分が攻める時をしっかり見極めましょう。
見極めが正確なら、きっと相手の布陣を突破し、制圧までいくことができるでしょう。
「攻撃」にかんしては、以上です。
ちゃんと適正なユニットを選択し、有効な攻めを繰り返すことで、相手を崩していき、最後には制圧するというのが、「攻撃」の持つ役割です。
間違っても、何も考えずがむしゃらに前進するだけではいけません。
ミッションモードをやっているときでも、この場面で相手が○○を使ったら危ないとか考えながらやりましょう。
その積み重ねこそが、自分の制圧率を高めてくれることでしょう。
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